ター滝 完全攻略ガイド

やんばるの自然を全身で味わえる、野趣あふれる沢歩きと滝壺あそび!

やんばるの森と川の魅力を満喫したいなら、ター滝です。沢を登りター滝を目指すのですが、途中川が深くなったり、そうした深場をロープを使った岩登りで回避したり、小さな滝壺にダイブできたり、ター滝の裏側に回り込めたりと、レジャーと呼ぶにはハードすぎる!そこで、安全なター滝の行き方や装備、楽しみ方をお教えします。

 

<ター滝の行き方と装備>

平南川ター滝駐車場に車を停めましょう。ここで装備の確認とトイレを済ませましょう。

濡れても良い服装にマリンシューズは必須です。管理棟にはライフジャケットやマリンシューズのレンタル、貴重品ロッカーがあります。個人的にお勧めな携行品はグローブ。ロープを掴んだり、苔で滑る岩を掴んだりする時に、あるとないとでは差が出ます。長寿の里=大宜味村の地下天然水が売っていました。ボトルが可愛いので思わず買いましたが、おいしいお水でした。ドライケースもあると便利です。私はドライケースに携帯、軽食、お水、タオルを入れて歩きました。トイレ棟にはコイン式のシャワーブースもあります。広々していてとても清潔でした。


<ター滝まで歩く>

沢の入り口まで、広い一本道を5分ほど歩きます。入り口には大きな看板が出ているので迷うことはありません。足首くらいの深さをじゃぶじゃぶ。苔で滑りやすい石もあるので気をつけて歩いて行きます。


途中、植物のツルが垂れているのをみつけて遊んだり、やんばるの森と川にも少しずつ慣れていきます。これは楽勝と思いはじめた頃、水深の深いところにでました。困ったぞと見回すと、右手の崖にロープがかけてあり、陸から回れるようになっていました。ひとつめの深場は、腰まで浸かる覚悟で進めば沢を歩いていくこともできます。


ひとつ目の深場を越えてすぐに、ふたつめの深場(小さな滝の滝壺)が出てきます。ここも右手の崖にロープがあるので、陸から回り込みます。ロープを伝ってのぼりきると、左に歩きやすい道が見えるのでそちらに進みます。小滝の滝壺プールで泳いで遊ぶ人もいました。


ふたつの難所(?)をすぎれば、ゴールのター滝はもうすぐです。

<滝で遊ぶ>

滝につきました。滝壺の池では泳いで遊ぶことができます。滝壺の周辺は水深の浅い部分が多いので怖さをあまり感じないのですが、さすがに滝の真下は背が立たない深さなので油断は禁物、注意してください。水が澄んでいて、マイナスイオンいっぱい。気持ちの良い空間です。池にはターザンロープがかけてあり、それで飛び込むのも楽しいです。滝の裏側を歩くことができるので、ぜひチャレンジしてください。もちろん全身びしょ濡れになりますが、滝の轟音に包まれるのは特別な体験です。

ハラハラドキドキの冒険だったので、お腹が空きました。次に来るときはお弁当も持って来よっと(ゴミは必ず持ち帰りましょうね)。


滝でたっぷり遊んだら来た道をもどって帰ります。

すでに全身びしょ濡れなので、行きに迂回した淵ではかまわず飛び込みました。

ひさしぶりにキノボリトカゲにも会えて、充実した休日になりました!