さんにんリゾートから1時間のドライブ。大宜味村六田原(むたばる)展望台から整備された山道を歩くこと40分くらい。高さ2m前後の長く続く石垣が山中に出現します。沖縄に芋栽培が伝わった1605年以降に畑(私有地)と山(村有地)の境界に築かれました。村全域を囲い込む猪垣を村役人が見回り、壊れた所があるとその土地の所有者に修繕を命じ、従わなければ罰金も科したそうです。大規模な修繕事業も行われました。そうした村民の努力のあとが今も山中にひっそりと残っています。塩屋富士山頂近く。気持ちの良いハイキングでした。