沖縄の島らっきょうの球を大きく育てると、本土でよく見るエシャレットになります。島にんにくの球が小さいのは、沖縄では球より葉を育てて、葉を食べるからです。島菜=チキナーは菜の花でした。本土では花茎を食べますが、沖縄では葉野菜として葉を大きく育てます。あまりに大きさが違うので同じものだとは認識していませんでした。とう立ちは低温が条件となるので、暖かい沖縄ではあまりとう立ちしないのかも知れません。ごく稀に菜の花を見かけるものの、関東のように菜の花が咲く姿を見ないのは、沖縄では島菜をとう立ちさせてしまったことになるからなんですね。所変われば、野菜の食べる部分も育て方も違う。前の畑のO先生に教わったお話でした。